狂王子の歪な囚愛~女体化騎士の十月十日~ (3) (蜜恋ティアラ)
狂王子の歪な囚愛~女体化騎士の十月十日~ (3) (蜜恋ティアラ)内容
魔物退治から生還した騎士エルセイドは、国を救った勇者として城に迎え入れられたが、4王子たちの策略により女の体に改造され、名前もエルシェイラと変えられてしまう。王子たちの子を宿すために代わる代わる犯され、最初は抵抗していたが、やがて女の悦びを感じ4人の妻になることを決心する。その後、第4王子リュカオンと故郷の村へ向かうが、そこは焼け野原と化していた。そこへ第1王子のヴィートリッヒが現れ、エルシェイラを勝手に連れ出したリュカオンに制裁を加える。一方、エルシェイラはついにヴィートリッヒの子を宿す――!!
狂王子の歪な囚愛~女体化騎士の十月十日~ (3) (蜜恋ティアラ)口コミレビュー
1巻目はただのエロスと狂気だけかと思っていましたが、なんと物語はどんどん複雑さと深みを増して、意外な展開に引き込まれていきました! 感動すらしました!!
1巻から通して読んでみて、1巻は「女体化?あんまり好きじゃないな…」という印象でした。でも読み進めるにつれて、四兄弟に女体化ヒロインが弄ばれる濃厚さや、心を通じさせてゆくさま、夫となる長男を愛し母になると決めた気持ち。そして勇者時代の友が現れての結末。色々深かったです。絵柄はもうちょっと少女漫画っぽく繊細な方が好きなのですが、Hシーンがとても濃厚なので良いです。Hなだけでなくストーリーが深くて良かったです。一部、女装ヒーローもいます(笑)
これで最終話らしいのがすごく残念です。ラストのどんでん返しが衝撃的でした、もっと続いてほしい……皆愛が痛いほど真っ直ぐなはずなのに何故か歪に歪んでしまい、それでも生きる登場人物たちに惹かれっぱなしです。えっちは今回も大変良かったです。エルちゃんかわいい。
とってもとってもよかったです。テンポもよくエロもしっかりびっしりで続きが気になって全巻一気に読みました。最初は恐ろしい兄弟に勇者が心も体も壊されて一生辱しめられる話かと思っていたら、恐怖の中で育った兄弟達が救いと終わりを求めて愚直な勇者が女の体で全て受け止めて終わらせる素敵なお話でした。おもしろかったです。紙書籍も買ってまた浸りたいです。四人と交わってどうなるのか恐ろしかったですが、とってもとってもえっちでよかったです!
途中までは普通のエロいTLだけど、後半のストーリーは結構重い。
ドキドキハラハラさせられ読んでてとても楽しかったです。最近、女体化にハマってるんですけど精神的BLなんでその複雑さがたまりません。BLって単語で片付けてしまって良いのかも迷う。1巻からの麗しい王子達がただの噛ませ犬。だとしても豪華過ぎる。最後がアッサリし過ぎたかなと思ったのですが、初めから読み返すと実に爽やかに終われてると思います。私はあの最後の一言でこの泥沼愛憎劇が美しく終われたと思います。後に禍根を残す事もなく不完全燃焼にならず良いラストでした。