東独にいた(1) (ヤングマガジンコミックス)
東独にいた(1) (ヤングマガジンコミックス)内容
ベルリンの壁で一つの国が真っ二つに裂かれた世界。東ドイツ。社会主義が支配するその国に住むアナベルは、古本屋を営む青年・ユキロウに密かな恋心を抱いていた。そして、国家の陰謀が絡む明かせない秘密を。時代が、思想が、抗争が、二人を別つ壁となる――。東ドイツに生きた人々を描く本格派歴史劇。
東独にいた(1) (ヤングマガジンコミックス)口コミレビュー
東ドイツ崩壊前夜を舞台にしたロマンスです。珍しい設定と表紙に惹かれて購入したのですが、内容は超人モノ。皆川亮二の初期コンセプトを諌山創の画力でやってるような感じです。リアリティが無く、舞台となった時代背景や国への愛着も感じられないです。浦沢直樹が描く東側諸国のダークな雰囲気、また速水螺旋人の東側諸国への偏愛のような内容を期待してる方は購入を再考すべきかもです。著者の略歴を見るとデビュー作の一巻目とのことですので、今後どんどん面白くなるかもしれませんが。
陰鬱とした歴史物かと思ったらまさかの超人兵士もの。確かに共産主義側の視点でそういう作品は少ないですが、予想してたものとは違いました。
面白かったです。最近ドイツの歴史に興味持ち始めましたので、東ドイツの勉強にもなりましたし、なによりストーリーに引き込まれます。今後どう展開していくのか楽しみです。あと、随所随所に映画のような画の切り取り方が為されててそこも魅力です。
歴史の授業中いつも寝てた自分は、東独という言葉の取っ付き難さから読み飛ばしていたが、4話を読んで一発でヤられました。コミックで改めて読んで、先が気になり史実を調べ、二人の幸せは望めなそうだとか、戦力的に圧倒してそうだがどうなってああなってくのかこれからこの歴史がどう描かれていくのか、本当に楽しみ
当時の東ドイツのダークさが、よく表現されていると思いますしかし主人公のスーパーマンさが鼻につきましたもう少し抑え気味で、人間の限界くらいまでに抑えてほしいですでないと、マーベルみたいな幼稚な作品になりそうな印象です大人の作品を期待しています。
F・フォーサイス作品のようなエスピオナージものと勝手に思っていたので、「強化人間部隊」作品だったのにはびっくりした。2巻以降の展開に期待します。