姫ヶ崎櫻子は今日も不憫可愛い 1 (MFC キューンシリーズ)
姫ヶ崎櫻子は今日も不憫可愛い 1 (MFC キューンシリーズ)内容
まけ・ヒロイン【負けヒロイン】正ヒロインになれない不遇のヒロインのこと。類語「当て馬」「噛ませ犬」「エロ要員」この物語はハイスペックでいつも自信満々なくせによく可哀想な目にあう負けヒロイン――姫ヶ崎櫻子が不憫可愛い、ラブコメ作品である。
姫ヶ崎櫻子は今日も不憫可愛い 1 (MFC キューンシリーズ)口コミレビュー
ヒロインのキャラクターが良いです。じけんじゃけん!が好きな人はオススメです。
「じけんじゃけん」ですっかりヤられて以来、ズッポリ作者に夢中です。中学教師の危うい恋模様も良かったが、これはどうかと不安もありましたが、納得の一冊と言えましょう。他の方も仰っていますが理屈では無いのです。感性が、魂が吸い寄せられるのです。師曰く「考えるな、感じろ。」なのです。願わくば、本作品が末永く続くことを祈ります。
そう感じた最悪のエピソードが第4話それまでは、ネットでよくネタにされる”不憫系ヒロイン”をコンセプトに据えたシチュエーションものとして、まだ楽しめたのだが以下、簡単なあらすじ意中の人になかなか気にかけてもらえない櫻子は、満たされない承認欲求に突き動かされて、危うい自撮りをSNSにあげる行為にどハマりする配信にも手を出して、視聴者の無茶な欲求に応え続け(ティッシュまで食べる)、ついには配信事故で乳首を晒すハメに挙句、それをネット特有の悪ノリで葡萄の品種に例えられて”藤稔姫”などと広められるのだが櫻子は取ってつけたようにぐすぐす涙するものの、自らの乳首を「藤稔くらいがちょうどいい もっと好きになりました!(原文ママ)」などと抜かす輩を”褒めてくれる”とスクショするオチ恐ろしいことに、これらの流れが全て、ギャグ漫画の調子で描かれるのだあえてこういう物言いをするが、まともな感性を持つ諸氏であれば、何かしらのフォローはあるんだろ?と思うだろうが、それがない、一切ない或いはギリギリ身バレしていないことを作者は作者なりに言い訳として用意しているのかもしれないが、件の悪質さにはそんなことは大事ではないと、賢明でなくとも凡その人間にすら理解できるだろうまた酷いことに、平然と第5話で次の展開に入るその5話が妙にイイ話なだけに、却って作者が4話の顛末を然程問題視していないこともわかる無理にでも作品を庇うなら、確かに櫻子は第3話で「私くらいになると中学のクラスメイトには一通り全裸見られてるもの」と語っているいくらか裸を見られることには耐性があるのだろう、なんて、言えなくもないしかし、当然それは無理筋だ同じ裸を見られるにしても、それが不特定多数に今後長い間拡散され続けるネットで…となれば、訳が違う、大いに違うそも櫻子だから引き摺らないだけで、真っ当に考えればトラウマ、一生の心の傷を負ってもおかしくない出来事だろうそれを平然と笑い話にしようとする作者は明らかに感性がイカれている現実でもこの手の騒ぎに加担する輩であることは想像に難くない、それを過ぎた妄想と誰が言えるだろう?「現実ではこういったことは許しません、でも漫画ではおもしろおかしく描きます、だってウケると思うから」もしそうなら、この方がよほど狂っているわけだが「創作は自由だ」と叫ばれて久しい昨今のコンプライアンス遵守の流れへの、切実なカウンターだということは理解できる常に道徳的に正しいものしか描かせないなら、それは確かに狭量だしかして”正しくないもの”を描くと同時に、それが”正しくないもの”だと伝えることもできるそれだって創作の可能性だろう(ここで「まーた正しさがどうの言い出した」と絡むのは勘弁願う、不本意に秘所を晒された女子高生をSNSで嗤いのタネにするような行為すら正しくないと言えないのなら、君に漫画を読んでいる暇なんてない、小学校からやり直した方がいい)真面目な話、開き直ってキャラをいたぶる主旨であることを大々的に吹聴するアレやコレやのように、この作品も底意地の気持ち悪い”可愛い”でヒロインを嬲る作品だと、もっと強く宣伝すればいいのであるしかしてそのような自覚ある仕事は、4話のような展開をつらっと描けてしまう作者には到底無理だし重荷だろうから、これは放っておいた編集にこそ責任があるのだろうな()もしそうしてくれさえすれば、この作品の被害に遭う人間も少しは減らせただろうに自由が殊更重視されるのなら、この作品を心底悍ましいと感じることだって自由なのだ、”棲み分け”を損ねてはならない余計な口出しではなく、つまりこれは切実な星1なのだ
前作読んでたしレビュー見てから読んでも色々低評価だった部分も分からんでもないけど正直それより主人公?とヒロイン両思いってのも分かってしまったし。自虐的ヒロインに無自覚ってのを加えて不憫っていうのも分かったけど。読む側からすると両思いって明言ある時点で今後何しても茶番なので対抗馬?なのか??の黒髪の子とかも冒頭にわざわざ出てきても1巻で役割終了している。2巻で終わっても3巻に続いたとしても男性側の想いはもう少しウヤムヤであって欲しかった。黒髪の子も今の立場から(漫画が続く上で)発展する要素がない。辛いが出オチ漫画としか言えない。とか書きつつ前作より張り付いたかのような表情とかが少なくテンポとかはかなり前より読みやすかった気がするので次回に期待したい
幼馴染が頑張って好きな人に振り向いてもらえるよう頑張る・・・というようなお話です。明るく楽しい雰囲気で面白いのですが、配信系のお話で「結局男にチヤホヤされたいだけかな?」と読んでいてちょっと思いましたね。これも負けヒロインという概念がそうさせているのかな?
エロコメとして、最高に楽しめる作品です。ただ、1巻で、両想いネタをばらしてしまうのは、いかがなものかと