外道の歌(10) (ヤングキングコミックス)

外道の歌(10) (ヤングキングコミックス)

外道の歌(10) (ヤングキングコミックス)内容

大ヒットコミック「善悪の屑」の第2部!凶悪な犯罪に巻き込まれた被害者や遺族が無念を晴らすため「カモメ古書店」を訪れる。店主カモと相方のトラ、そして家族を殺され犯人の園田を追い奇妙な同居生活を続ける奈々子。今回遂に園田と邂逅する…!激動最新刊!

外道の歌(10) (ヤングキングコミックス)口コミレビュー

ネタバレですが、この巻で重要なキャラが2人も退場。案外あっさりだったなと思いつつ、キャラを減らして、これから何が始まるのだろうか?ずっと悪い奴が出てきてカモたちに粛清される、というパターンが続いていましたが、なんだか物語の終局に向けて、壮絶な戦いが始まる前の静けさのように感じられる。

他の方が似たようなレビューをしてるので、違う視点からレビューをしたいと思います。今巻で園田との決着に終止符が打たれますが、その後の展開としては、トラの母親を殺した犯人への復讐が描かれると思います。また、これまでの話しの流れでトラは直接、一度も人を殺めていないと思われます。必ず、カモが最後は処刑しています。一度だけ、トラは依頼人の仕事を自分の辛い過去とダブらせ、私情ゆえに独断で請け負い”始末”しようとします。でも、最後はカモが現れて、トラの”始末”は未遂に終わります。カモがトラに殺人をさせない真意や朝食会との絡み、鶴巻とのリターンマッチ等々、他にも新たな展開や登場人物に期待が増します。最後に今巻の話は私的には綺麗に昇華していると思いました。ある意味、詩的な描かれ方をしてると感じました。

ネタバレ含みます。他の方のレビューにある通り園田が退場します。もちろんその顛末を奈々子が見届けるのですが…中ボスぐらいの貫録を出していてスピンオフもある園田ですが、その幕切れはアッサリしたものでした。あっさりし過ぎて物足りない感は否めませんが、よくよく考えてみたら話にもある通り園田はあくまでも「取材」なんだから目的が「復讐」で場数を踏んでいるカモに敵うはずないんですよね。もちろん感も鋭くてここまで逃げおおせた園田なので一筋縄ではいきませんが…。奈々子も自分自身の事件が一段落ついたことや元々目的を持って復讐屋をしているわけでもなく、奈々子こそ「ただの人」なのでここで引き返すためにもカモたちと決別します。今まで読んでいてもよく奈々子は一緒にいたなあと思うくらいなのでこれは妥当でしょう。ただ後にまた出てきそうな気もしますが(期待)これからしばらくはまた単話の復讐話が続くのでしょうが、朝食会やトラの母親を殺した犯人への復讐など張られた伏線の回収が気になります。ちょっと話は反れますが…この「外道の歌」の前作「善悪の屑」は復活しないのでしょうかね…。本当にこれらを知らないとこの作品の魅力は語られないと思うのですが。別の形で復活していたらスミマセン。

現実では復讐はできないけど漫画の中では存分にできる。命の代償は命でしか償えないと私は思ってるのでこの漫画大好きです。あいつらは反省などしないし改心などありえないのだから。

主要な登場人物をさらっと処理してしまう。復讐請負人の物語らしい、空虚感を醸し出してくれました。この物語で定義付けられた悪には花道すら無いんですね。それもまたこの作品らしい対応だったなと勝手に感じてます。

いいんですよ、早くても。とてもいい感じでした。欲を言えば、園田の件もっと掘り下げて欲しかったけど

外道の歌(10) (ヤングキングコミックス)画像

-エロマンガ

外道の歌(10) (ヤングキングコミックス)を見る

タイトルとURLをコピーしました