もっこり半兵衛 2 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

もっこり半兵衛 2 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

もっこり半兵衛 2 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)内容

ある藩の剣術指南役だった、月並半兵衛。“人斬り半兵衛”と恐れられていた彼は脱藩し、現在は江戸の用心棒を月一両でしている。娘とふたり貧乏暮らしの中…今日も提灯に明かりを灯し、江戸の夜を希望で照らすのだ。

もっこり半兵衛 2 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)口コミレビュー

作品自体に大きなテーマがあり、さらにその中の話にもひとつひとつしっかりとしたテーマがあるので、一冊の漫画としてすごく完成度の高い読み応えにある作品でした。この作者さんはよくシリアスなシーンでギャグを入れることを批判されますが、個人的にはそれで緊張感が緩み、次にシリアスなシーンが際立つ良い緩和になっていると感じます。また、その起伏がひとつの話が単調にならず、ここまでの読み応えを与えてくれているのかとも勝手ながら感じています。個人的には8話の「裏長屋のお玉」が好きです。お玉の幼い恋心と、お玉の将来のために学問を教える半兵衛、二人の思惑をどこ吹く風で飲み込んでしまった時代。花魁になっても持ち続けた、半兵衛にもらったかんざし。そのかんざしを胸にお玉がどんな気持ちでいたのかを思うと、まるでお玉は近所にいた女の子なんじゃないか?と感情移入してしまっていた自分がいました。そして最後の日常に戻った半兵衛と街の人々が時代を感じさせてくれてまた良い読後感なのまた、、、レビューを書いている方、このページを見ていらっしゃる方々はすでにご存知だと思いますが、本当に素晴らしい作品でたくさん広まって欲しいと思います!

ほんとうに高い構成力。ムダゴマがまったくなく読みやすいこと限りなしです。私の中でもっと広く知られるべき作品筆頭。

やはり大物ベテラン漫画家だけあって、話の作り方、魅せ方がそこらの漫画とは段違いです。こういう漫画が売れる世の中になってほしいなあ。3巻も期待しています。

江戸を舞台にした人情物の時代劇マンガです。主人公を中心に庶民の喜怒哀楽を描いた傑作だと思います。中には苛烈な結末を迎えるエピソードもありますが、もはや洗練の域にある作者の下ネタギャグで陰惨になりすぎないように配慮されています。後書きを見る限り、あまり優遇されている作品では無いようですが、これからも応援したいです。

エロ&ギャグの人情物の漫画として単純に面白いです。フォーカスの当たる登場人物はほとんど町民、ないしは落ちぶれた浪人がほとんどで、境遇もさまざま、遊女として売られたり物乞いまがいのことをしたりと散々です。しかし半兵衛の助けもあってか話が暗くならず、読後はさわやかな気分にさせてくれます。また、江戸時代の性風俗を描く漫画、としても見どころがあります。花魁だの吉原だのは知っていましたが、提重だの男色専門の売春宿だの当時の性風俗を地に足をつけた描写でしっかり見せてくれます。夜鷹なんかも知識としては知っていますが、梅毒だか天然痘だか分かりませんが夜鷹になった経緯をビジュアルとして描く、という漫画もそんなに無いのではないでしょうか。時代背景をしっかり調べて絵にしてやる、という作者の心意気が伝わってきます。

一巻同様SNSでファンの熱に押されて購入。一巻にあったテンポのよさがさらに洗練され、一話一話がエロスあり、アクションあり、人情ありの濃厚な時代劇を見ているような満足感。所々に挟まれるギャグも江戸の浮き世の持つ陰鬱さを程よく中和する爽快感。絵は好みが別れる画風であることは事実。しかし、ページから溢れる作者の情熱がコマを超えて伝わってくる。ふと読み始めて時間を食われる、何度読んでも飽きない。読めば読むほど、一人でも多くの人にこの名作を知って欲しくなる。

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