小森さんは断れない! 1巻 (まんがタイムコミックス)
小森さんは断れない! 1巻 (まんがタイムコミックス)内容
優しすぎてNOと言えない、女子中学生・小森しゅり(14)。頼み事をこなすウチに、すごい能力が身に付いて!? Webコミック界の雄『ピーチボーイリバーサイド』のクール教信者、商業誌初の連載がコミックス化!
小森さんは断れない! 1巻 (まんがタイムコミックス)口コミレビュー
この作者の漫画、メイドラゴンしか読んだことが無かったので、77円セールを機会に1巻だけ買って見ようと思い、結局5巻まで購入してしまいました。メイドラゴンの1巻の後書きに、こんなメイドが居たら良いなあと思って描いたとあった記憶があるのですが、本作の後書きにも全く同じようなことが書いてあったので、ちょっと可笑しかったです。この作者特有の照れ隠しなんでしょうか。前述作は異種族間交流を通じて多様な価値を理解し合うという、非常に現代的なテーマを取り入れた真面目な作品であって、社畜の疲れを癒やしてくれる理想のメイド云々などという漫画ではないのですが、本作も同様で、ティーンの感情の機微を極めて真面目に描いた漫画なのだと思いました。主人公であるしゅりの”頼られると断れない”という性格、または”頼られたい”という感情は単純にこれこれこう、というキャラ設定ではなくて、色々と複雑な心中があるわけですが、それをそんなに表情を変えるわけでもなく、言葉数も多い方ではないのに、表現せしめてしまうのは流石だなと思いました。調べたら、これが初の商業誌連載とあって驚きました。この作者はこういう真面目なテーマをオブラートに包んで描くタイプの作家だと思われますが、その”エロ”というオブラートが薄い膜ではなくてタップンタプンのゼラチン質のようになっていく傾向があるので、本作はそうならないで欲しいと思ったのですが、ウィキペディアを見たらどんどん巨乳化していくとあり、やっぱりかあ、と苦笑しました。メイドラゴンはそのエロオブラートの方が本編より分厚くなっている気がするので、本作はこのレビューを書いている時点ではまだ3巻までしか読んでいないんですが、大丈夫なんでしょうか笑。
他作品は大体見ていてこれもアニメは見ておきながら漫画はスルーしてましたが、正直一巻はあまり面白くないです。主人公の頼まれたら断れない、背が高くて胸が大きな女の子と、その友人二人が出てくるだけ、です。二巻以降新キャラが増えたりそれぞれのキャラの深掘りがはじまりますので、クール教信者信者には「いつもの展開」と言えるでしょう。なので未読の方がいらっしゃればせめて二巻、二巻までは読んでいただいてからジャッジのほうをお願いします。
どうにも”お願い”を断れない小森さん。”断らない”からか、何かと頼りにされることの多い小森さん。小森さんを中心に、彼女をとりまくキャラクターとの学校生活が描かれており、地味だけど好きなタイプの作品。
クール教信者さんの作品が好きなこともあり買ってみました。用件や用事を頼まれる事がやたらと多い小森さんは、おそらくじっとしていられないんじゃないんでしょうか<(`^')>仲良しで親友の「めぐみ」と「まさ子」も互いにそれぞれキャラも立っていて性格も「静」と「動」と全くの対照的!? メインキャラは、あと男子生徒一人ぐらいで話に絡んでくるキャラクターは少ないけれども話を回す分には十分に足りる感じかな。。エピソードそれぞれについては、どこかの漫画のネタで見たような話もあるけれども、クール教信者さんなりの味付けがされていて面白い。。ほんとは、是非とも続きの巻を読みたい所ではあるだけれども・・・金銭的な問題と他にも色々買いたい漫画もあって揃えたくても揃えられないのが現状!?amazonnさん、今度はまんがタイムコミックスの半額キャンペーンをやってくれませんか・・・ねぇ~~~そしたら発売済みの全巻そろえるのになぁ~あぁ~早く続きが読み亭~~~.
人からよく物を頼まれて、決して断らない小森さん。そんな彼女の中学生活を描いた学園系日常4コマです。高スペックで頼れる存在ではありますが、学校のスターという訳ではありません。基本的にどこにでもいる普通の女の子です。そんな彼女のなにげない魅力に引き込まれ、一気にラストまで読んでしまいました。縁の下の力持ち系女の子いいよね…とは作者のあとがきの言葉ですがまったくもってその通りだと思います。自信を持ってオススメできる一作です。
一家に一人小森さん。気が利いて、なんでもこなしちゃう。うちにも、ほしいなぁ。