街コン行ったら先生しかいなかった (講談社ラノベ文庫)

街コン行ったら先生しかいなかった (講談社ラノベ文庫)

街コン行ったら先生しかいなかった (講談社ラノベ文庫)内容

知人に「いまなら可愛い女の子を独り占めできるよ」と乗せられて大雨のなか男性参加者ゼロの街コンに飛び入り参加した僕を待っていたのは3人の……学校の美人教師でした。そりゃ可愛いけどさ、学校の先生と街コンとか無理だよ!? 気まずすぎるし! そんな僕の気持ちとは裏腹に先生は街コンに乗り気だった。しかも大いに盛り上がり、3人に気に入られた結果、僕は『恋人役』『息子役』『弟役』を務めることに。あるときは彼氏として先生のお父さんに挨拶を、あるときは息子を装って同窓会に同伴を、またあるときは弟としてベタベタと溺愛され――。クセが強すぎる美人教師×3と送る、嬉し恥ずかしいハーレムライフ、スタート!!

街コン行ったら先生しかいなかった (講談社ラノベ文庫)口コミレビュー

「元カノ先生は、ちょっぴりエッチな家庭訪問できみとの愛を育みたい。」と同じ作者様の作品です。元カノ先生~では各ヒロインの行動動機に無理があるとして苦言を呈しましたが、今作でも導入部や各ヒロインの行動原理に多少の無理があったりします。なのですが、今作は前作よりも多分にギャグ寄りに全体のテイストを寄せてあってそれらのヒロインによるハチャメチャな行動、突拍子も無いエロ行動に関してそれほどの違和感無く読むことが出来ました。いや、もちろんおかしいなと思う点はあるのですけれど、むしろ笑えるレベルにまで昇華されていて逆にこの作者様の武器と呼べるまでの状態になっています。あらすじはタイトルと紹介文でなんとなく伝わると思いますので割愛いたしますが、要は16歳で一人暮らし中の主人公が知人に頼まれた街コンにて自分の学校の3人の美人教師とエンカウントし、それぞれ「彼氏役」「息子役」「弟」という立場で付き合っていく事になってしまった、というお話なのですが、最初の「彼氏役」消化シーンはまだしも、次の「息子役」消化シーンからギャグ時空が途方もないレベルで広がり出します。正直この依頼を出した先生が色々ぶっ壊れていて普通に考えたらこんな教師がいてたまるか(笑)と思ってしまうのですが、なんかもうここまで振り切れてると突っ込んだ方が負けなのでは…とまで思えてきてしまうのだから恐ろしいものです。相も変わらず脈絡も無くえっちぃシーンが挟まれてきたりします。まだ前作ほど過激ではないですが。その辺は一応ご覚悟の上お読みください。あと、文章を読んだだけではそこまでではないのですが、挿絵のおねショタ臭がスゴイです。成人向け漫画や18禁ゲームの原画などで活躍されている平つくね先生ですのでその辺のクオリティ、色気は折り紙付きと言っていいレベルです。それら諸々を込みでレビューさせていただきますと、面白かった、という感想になります。普通に。おススメ出来るか?と問われるとそれはまた別問題なのですが、かなり笑えたことだけは確かです。そんな感想。

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