マッドサマースクール (1) (comic死角)
マッドサマースクール (1) (comic死角)内容
研究者の父親が行方不明となり、母子家庭で育った段上ヒロミ（だんじょうひろみ）は 受験を目前に控えた高校生。冷房設備の整った予備校で勉強に励む学生らを羨ましそうに見つめながら、良い大学に入り、良い職に就き、少しでも母に楽をさせたいと思っていた。ある日、キレた男に突然ナイフで襲われたヒロミだったが……。
マッドサマースクール (1) (comic死角)口コミレビュー
科学研究の最先端…だったはずのビルに閉じ込められた少年少女の苦闘を描くバイオホラー。Kindleで１話ずつ分売されていた物の書籍化、１巻は１～６話。うだるような夏の日、電車の駅で激高した男にメッタ刺しにされた段上ヒロミ。しかし彼女は数日後に病院で目を覚まし、身体の傷も大したことなく半月ほどで退院できてしまった。やがて彼女は特別奨学生制度「未来人エクスペリメント」に特別推薦枠で入るチャンスを与えられる。郊外にある建設中のハイテクビルで、選抜テストに受かれば二十日間の特別夏期講習。同じ高校の通常枠で選ばれた意地悪なお嬢様・小川綾乃などライバルたちと勉学に勤しむが、ある夜に突然停電となり……。 冒頭からこのビルで怪しい研究をしているなどネタは割れているのですが、停電で空調も止まりサウナ状態となったビルでの混乱と緊迫したサバイバルが、様々な人間模様も絡めて描かれるのでなかなか面白い。主人公・ヒロミの身体には何が施されたのか、途中で行方不明になる女子、姿を消した研究主任、生徒に紛れて潜入した者の暗躍など、先が楽しみです。 作画が『ドクムシ』の人なので、また建物に閉じ込められる話ですかと（笑）。なお診察とシャワーシーンでおっぱい出すぐらいで、特にエロはありません。
なんでわざわざ金かけて国内優秀者20人集めて受験勉強なんかやるんだろう？普通は最先端の研究体験とかじゃないの？しかもこれで騒ぎ出すほど頭悪いし。予備校の特別集中講義であればあとのストーリーとも整合性があったと思う。勉強の描写がなくなるあとの巻は楽しめた。
段上ヒロミは受験生です。研究者の父親の失踪後、父の妹で叔母さんに育てられて早10年経ちました。現在は、母子家庭のため金銭的にも貧しい生活をしています。育ててくれた母に孝行したいという一心で勉学に励むヒロミでしたが、無敵の人に狙われて生命維持も危うい負傷してしまいます。目を覚ますとヒロミは病院に居ました。不思議なことに傷一つ負っていません。確かにナイフで襲われたのに、筋肉に痛みもリハビリもなく、あっさりと日常に戻れました。夢だったのでしょうか？気を持ち直して勉強に励みます。ここまでがマッドサマースクールの導入部分です。予備校に通えないヒロミは「未来人エクスペリメント」に挑戦し、以降の騒動に巻き込まれていきます。それは未来の研究者を育てるためのプロジェクトで、冷暖房完備、宿泊無料の厚待遇です。しかし、会場ビルは人体実験を行っているという噂がある曰く付きの場所でもありました…バイオ7のイヴリンを思い出す展開で面白かったです。エロ、クリーチャーも出てきてサービス満点です。もう少しイラストが上手ければもっと良かったです。関さんの作品の方も読むべし！
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