あせとせっけん(4) (モーニング KC)

あせとせっけん(4) (モーニング KC)

あせとせっけん(4) (モーニング KC)内容

女性に人気の化粧品&バス用品メーカー・リリアドロップに勤める、汗っかき女子・八重島麻子は、同じ会社でせっけんの商品開発を担当している超絶嗅覚の持ち主・名取香太郎と社内恋愛中! 彼のにおいフェチぶりに振り回されながらも、一人の女性として順調に成長中…! しかし、カップルとしての歩みを進める中で、いよいよ二人に環境の変化が訪れる…!? ウルトラ純愛においフェチラブコメ、激動の第4巻!

あせとせっけん(4) (モーニング KC)口コミレビュー

悪い人が出てこない優しい世界なのですが、地に足がついた表現でリアリティがあります。現実社会はこんなに優しい世界ではないのですが、他の漫画があまりに厳しすぎる世界を表現していることが多過ぎて、それよりはこっちがむしろリアルかなと思います。現実にも、この漫画にでてくるようないい人たちはたくさんいるものです。名取さんは完全に女性目線のいい男で、「こんないい人現実にいないよ!」と思いつつも、自分自身はまんまと名取さん好きになっています。でも男性読者がどう思っているのかはすこし気になるところです。女性からすると、世の男性に「もー名取さん見習ってよ!」って言いたくなるかも。だから、作者さんはたぶん女性なのかな、と思いました。麻子さんは確かにちょっとウジウジキャラなのですが、毎巻、ちゃんと前に進もうと頑張ってて好感持てますし、なにより本当に真面目なので、同性から見ていてもかわいいと思います。優しい世界のまま、この先どうなるか、以降の巻も安心感とともに見守っていきたいです。

興味のある作品だったので4巻まで読んでみたわけですがコンセプトからもっとふざけた感じのお色気ラブコメなのかと思いきや存外真面目で爽やかな恋愛漫画という感じでした。嫌な奴が出てこないので安心して読めますし、段取りを踏みながら関係がステップアップしていくのもいいですね。この巻にくると匂いというものが余り話に絡んでこないなあというのと、作画が若干ラフなのが気にはなるのですが、良い漫画だと思いました。モーニングに出張掲載された話とかオマケも色々載ってて満足しました。

前回もレビューを書かせていただきましたが、この漫画、主人公の心の揺れや立ち振る舞いだけでなく、周囲の人の動きもとても丁寧に書かれていて、とても好感が持てます。例えば、名取さんの同僚の鈴村さんが、さっと座席を変わったり、電車内で身悶えしてる麻子さんにおばあさんが声をかけてくれたり…この2人はとても素敵な日常に生きているんだなぁ〜と、ほわっと温かい気持ちになります。最初、巻末のおまけ漫画読んだ時「うぇー 私こういうの望んでないんだけど?」と一瞬萎えてしまいましたが、もしかすると、作家さんが「際ど系の漫画だったのに(←序盤のコミックスの表紙から勝手に推測)、ほのぼの系になっちゃったー。どうしよう、序盤に購入してくれてた人に悪いことしちゃったかも」と、悶絶し、悩んだ末の「気遣い」かもしれないな、と、今は自然にそう感じています。レシピ無いけど、こんな感じです!と、お弁当の中身を一生懸命に説明する山田先生、これからも、素敵な漫画を描き続けてください。

初めはにおいから始まる斬新なラブストーリーで、出会いから付き合いたての初々しい二人が、見ていてキュンキュン来たのですが、もう4巻で結婚も考えるくらい付き合ってるのに、未だに敬語だし彼氏に対して気を使いすぎて、結果うじうじネガティブ思考になる麻子に、正直読んでいてだんだんとしんどくなってきました。同棲するにもあれこれ細かく考え過ぎだし、…なんか面倒くさいなって。お弁当だって食べてもらえなかったならまた作ればいいじゃん。麻子って完全に男性(特に昭和世代)好みの女性像だよなって思いました。今時こんな女性普通はいないよ…。あまりにも綺麗過ぎる純愛が、逆に現実離れしすぎて、私はちょっと読むのがしんどくなってきました。(別に実生活が荒んでるわけではないです!)

ああ〜もうすごいこの2人も周りも読んでて癒されるだいすき…某立石さんの流れに泣いてしまいました。男性側の考え、こういうケースもあるんですね。切ない。もちろん麻子さんの、一歩進むにあたっての気持ちを香太郎さんに伝えるシーンも読みながら声出して泣いてました。幻滅される、嫌われるかもしれない怖さ、女性なら皆付き合い始めはあるあるじゃないですか。お願い事ができるようになっていってる麻子さんが、女性から見ても本当に可愛い。純愛最高。変な当て馬もいないし、弟くんもいい奴です。けいたくんでもモテオーラはしゃあないぞ!在り来たりな表現ですが次巻が待てない!

主人公もヒロインも、白けるような秀でた能力もない、ごく普通の人たち。ただ主人公の名取君が、匂いに非常に敏感で、ヒロインの麻子さんの調子までわかってしまうのが、互いに好きで特別だからじゃないかと思わせてくれて、年甲斐もなくにやけてしまう。互いに真面目に相手を想い、ちょっと昔の青年漫画でよくあった「エッチに突入寸前で邪魔が入る」ような下らない流れもなく、読んでいて「よかったなあ君ら」と、おっさん目線になってしまいます。名取君はきっと女性読者からすれば理想の男性なんじゃないかと思う。女性からは「もっと男は見習え」と言うのかもしれませんが、男性からすれば麻子さんのような純朴で思いやりあふれる優しい子を「もっと女は見習え」と言いたい気もします。

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