恐怖と奇想 現代マンガ選集 (ちくま文庫)

恐怖と奇想 現代マンガ選集 (ちくま文庫)

恐怖と奇想 現代マンガ選集 (ちくま文庫)内容

ホラー、SF、ブラックユーモア・・・1960年代の隠れた名作から現在の気鋭作家の作品までを収録。マンガの可能性を広げる選りすぐりの作品群。

恐怖と奇想 現代マンガ選集 (ちくま文庫)口コミレビュー

「戦後マンガ史の<裏街道>」、まさに裏街道!これだけのメンバーを選択するには、かなりの広範囲で「読み潰して」こないと出来ないでしょう。おそらく、このタイトルであと3、4冊は作れるはず!戦前の街の描写、普通の絵の気持ち悪さ、再度読み返してしまうストーリー、読み終わった後に気になった漫画家の作品を探索すること間違いない!

戦後の街頭紙芝居から現在に至るまで恐怖と怪奇の世界は人々を魅了して止まない。陽気幽平、岩浪成芳、凡天太郎。。ここに収録されている作家は多くの人にとってあるいは馴染みのない名前かもしれない。だが、大通りから外れた路地の片隅でいかがわしさと怪しさを密かに放つこれらの作品群が正しく帯にある様に戦後マンガ史の裏街道として脈々と生き続けてきた事は紛れも無い事実。その世界を覗いてみたいとあなたが思うならこの本はその最良のガイドの一つとなるであろう事を約束する。

『別巻 珍作・奇作集』とでもすれば看板に偽りなしだが…。夢オチ、ただの思い付き、やっつけ仕事と、やはり埋もれるものには埋もれるだけの理由があるなという印象だ。掛け値なしに傑作と言えるのが丸尾と金風呂という現在すぐにアクセスできるものであるのが皮肉である。とはいうものの現在簡単には読めないものが読め、将来古書価も上がりそうなので、シリーズ中、最も買いの一冊であるとは言える。

それぞれの作品が傑作なのは言うまでもないが、各話冒頭の編者コメントが秀逸である。一度コメントを読まずに中身を読み、コメントを見返した後でもう一度読むことで、素人では気付かなかったディープな視点で作品を楽しむことができる。

私は、ちょっと変わった話や奇妙な話が好きでこの本を買ってみましたが…大満足です!この本を買わなければ出会わなかった漫画家さんの作品が読めてとてもいい買い物をしました。

好きなマイナー作家さんの作品が収録されていて良かったです。ホラー作品のマイナー系の集大成

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